地域・行政・小中学生が協力して清掃作業!
千曲川クリーンキャンペーン
 
 334−E地区(長野県)は4月20日、地区内全クラブ(53ライオンズクラブ、4ライオネスクラブ、2レオクラブ)が参加して、県下一斉に河川敷環境美化運動を実施しました。

これは、坂城クラブの滝澤 巌元地区ガバナーの方針「奉仕こそ我々の生命であり、使命である」を、地区一丸となって実践することを目的に企画したものです。環境問題をまず身近な問題としてとらえ、全クラブが合同で参加できると共に、地域の青少年教育にもつなげようと河川敷美化活動を選びました。


 この合同アクティビティは「人間の手で作り出したものは、人間の手で治すことができる」をテーマに実施。新聞等を通じて県民に広く呼び掛け、県及び県教育委員会の後援もとりつけました。その結果、当日は青少年約4,000人を中心に、8,000人近い県民が参加、ライオンズ、ライオネス、レオを合わせ一万人以上の人が千曲川や木曽川、梓川、また諏訪湖など、それぞれ地域の河川や湖沼で、環境美化に取り組みました。

最終的にこの日収集されたゴミは、可燃物38,702kg、その他自動車の古タイヤ40本、放置自転車8台を始め廃棄家電製品や布団、建築廃材、自動車部品、漬け物樽など驚くようなものが出てきた。
「小中学校週休二日制の校外活動の一環として休日をどう過ごすのか。子どもたちと大人たちはどう触れ合うのか。そして、どうしてこんなにゴミが捨てられるのか、ゴミを出さないようにするにはどうしたら良いのかなど子どもたちに勉強してもらい、環境保全を考え、自然の大切さを肌で感じてもらういい機会を提供でき、美化活動の成果ばかりでなく、青少年教育の面でも素晴らしい奉仕活動だったと自負しています。」
千曲川右岸 大望橋周辺
 

故郷の原風景
今、私たちの生活は豊か過ぎるほど「物」が溢れ、物の使い捨てが当然のように行なわれております。
そんな中で、お互いの尊重、思いやりが薄らぎ心の貧しい社会に変わってきているような気もします。

 千曲川は、昔から町民が最も自然と親しんできた場所であり、誰もが記憶の中に必ずもっている
ふるさとの情景の場所でもあります。

平成12年に「千曲川宣言」がなされあらためて町民にとって心の原風景であることを確認いたしました。
この大きな胎動を更なる活動に発展させていくために、クリーンキャンペーンをしています。